新型スプレーインジェクター導入により年間約560万円以上の増益を実現(硫酸製造メーカー)
新型スプレーインジェクター導入により年間約560万円以上の増益を実現(硫酸製造メーカー)
問題:
硫酸の主要メーカーであるJordan Phosphate Mines社(JPMC)は、ジャケット式インジェクターで溶融硫黄を炉内にスプレーし、二酸化硫黄(SO2)を生成していました。4本のインジェクターがそれぞれの炉内に設置されていました。インジェクターには熱膨張用として、内部にベローズが装備されていました。しかしながら、蒸気がベローズから漏れ、作業者を危険に晒していました。また過度の湿気も発生し、それによりメンテナンス時間も余計に費やしていました。
結果:
JPMC社は2年以上インジェクターを使用していますが、これまでに運転トラブルは発生していません。蒸気漏れも解消されて、作業者の作業環境も改善して、更にメンテナンス時間も削減できるようになりました。その結果、稼働時間も増えて、その効果は年間約560万円と評価されました。また、当社製インジェクターは以前使用していたインジェクターよりも安価で購入できたことで、さらに約168万円の節約となりました。