飲料メーカーでのビン・缶水切り工程におけるエアー源とノズルの切替

飲料メーカーでのビン・缶水切り工程におけるエアー源とノズルの切替

問題:
飲料用のビンや缶に賞味期限を印字する前処理として、インクを確実に付着させるためにキャップやボトルネック部分などを十分に水切り乾燥させる必要があります。穴加工パイプでは水切り効果は得られるものの、乱流や無駄吹きが多く、膨大なエアー量を消費していました。コンプレッサーエアーを使用していたため、年間約2千万円の稼働コストが掛かる状況でした。

Automated Blow-off for bottles

解決策:
導入システム

WindJet®ブロアナイフシステム

⇒・ブロアナイフノズル※ (スリット長914mm) 1本※エアー膜生成ノズル

・エアーキャノン※ (吐出口径19mm) 1個※ラウンドパータンノズル

・15HP再生式ブロア1台

内容

・1台のブロアから2分岐し、エアーキャノンとブロアナイフに接続

・エアーキャノンでキャップ部分を上側から水切り後、ブロアナイフでボトルネックを水切り

結果:

  • コンプレッサーからブロアへの切り替えによる省エネ効果で月間約200万円のコスト削減
  • 穴加工パイプから専用ノズルへの切り替えにより水切り効果と作業効率が向上
  • コンプレッサー使用時に比べ低騒音となり環境改善

 

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