PulsaJet自動スプレーガンはパルス制御方式により1分間に最大1万回の ON/OFF 高速間欠スプレーを実現する超高速電動型自動スプレーガンです。
エアー駆動式自動ガンの場合、最大で180サイクル/分(弊社品)であるた め、コンベアのスピードに余力があっても、スピードを上げることができません。 パルサジェットなら1分間に最大10.000回のON/OFF間欠スプレーが可能 →ライン速度を大幅に上げることができ、生産能力・効率を アップすることが可能です。
通常のエアー駆動式自動ガンは、ロボットアーム付近にバルブスタンド (電磁弁などの空圧機器)を設けノズルの制御を行います。しかし、バル ブスタンドとの距離や配管サイズなどによっては、ノズルのON/OFF反 応が遅れます。 パルサジェットなら、電動制御のためロボットアームの素早い動きにも適応 →電動制御のため末端電磁弁の役割を果たし、瞬時に応答し て高速でのON/OFFが可能。瞬時に反応し、アームの動きに 追従させることができます。
従来のノズルは、流量を微小化するためには、オリフィス径を小さくする 必要がありました。しかし、オリフィス径を小さくすると、目詰まりが発生 しやすく、スプレーパターンが不良となってしまいます。 パルサジェットなら、オリフィス径を変えずに スプレー量の削減が可能 →Duty Cycleで流量の調整が可能なため、ノズルを変えずに流量を減らすことができます。
微量スプレーの場合、通常は二流体ノズルが選択されます。しかし、二流体スプレーノズルは、液をエアーと混合させてスプレーするため、微細な粒子がエアーと共に吐出し、ミストが飛散します。その結果、周辺環境を汚したり、無駄噴きが生じます。 パルサジェットなら一流体で微小流量スプレーが可能 →ミスト飛散を抑制する ことができます。
コンベアスピードが低速の場合、エアー駆動ガンでは1ショットのスプレー量が多くなり、広範囲の塗布では過剰となってしまいます。 パルサジェットなら、Duty Cycle制御により低速ラインでも小流量スプレーが可能 →ワンショットをさらに高速で間欠スプレーさせることができるため、ごく微量を数ショットに分けてスプレーすることが可能です
電気信号によってノズルを高速で間欠させるとともに、1サイクル(ON / OFF)におけるスプレー時間と停止時間の割合を調節することで噴霧量をコントロールする制御方法です。サイクルスピード(サイクル回数/分)とDuty Cycle(サイクル内の ON / OFF 比率)により、スプレー制御が設定できます。
PulsaJetはサイクルスピードとDuty Cycleで流量を調整し、コンベア速度が上がっても一定の流量を保ちます
PulsaJetは圧力を変更せず流量変更ができるため、スプレー角度と液滴サイズを一定に保ちます
PulsaJetは圧縮エアーを使用せずに微量塗布が可能なため、ミスト飛散を抑制できます
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