PulsaJet自動スプレーガン

PulsaJet自動スプレーガン

PulsaJet自動スプレーガンはパルス制御方式により1分間に最大1万回の ON/OFF 高速間欠スプレーを実現する超高速電動型自動スプレーガンです。

パルサジェットで解決できること

①ラインスピードを上げたい

ラインスピードを上げて生産性アップ

エアー駆動式自動ガンの場合、最大で180サイクル/分(弊社品)であるた め、コンベアのスピードに余力があっても、スピードを上げることができません。

パルサジェットなら1分間に最大10.000回のON/OFF間欠スプレーが可能

ライン速度を大幅に上げることができ、生産能力・効率を アップすることが可能です。

②ロボットの動きに適応した自動スプレーガンを選択したい

ロボットアームの素早い動きに適応

通常のエアー駆動式自動ガンは、ロボットアーム付近にバルブスタンド (電磁弁などの空圧機器)を設けノズルの制御を行います。しかし、バル ブスタンドとの距離や配管サイズなどによっては、ノズルのON/OFF反 応が遅れます。

パルサジェットなら、電動制御のためロボットアームの素早い動きにも適応

→電動制御のため末端電磁弁の役割を果たし、瞬時に応答し て高速でのON/OFFが可能。瞬時に反応し、アームの動きに 追従させることができます。

③スプレー量を微小にしたいが目詰まりが心配

微量スプレーでも目詰まり防止

従来のノズルは、流量を微小化するためには、オリフィス径を小さくする 必要がありました。しかし、オリフィス径を小さくすると、目詰まりが発生 しやすく、スプレーパターンが不良となってしまいます。

パルサジェットなら、オリフィス径を変えずに スプレー量の削減が可能

→Duty Cycleで流量の調整が可能なため、ノズルを変えずに流量を減らすことができます。

④微量スプレーのため二流体を選択したがミスト飛散は出したくない

エアーを使わない微量塗布で飛散防止

微量スプレーの場合、通常は二流体ノズルが選択されます。しかし、二流体スプレーノズルは、液をエアーと混合させてスプレーするため、微細な粒子がエアーと共に吐出し、ミストが飛散します。その結果、周辺環境を汚したり、無駄噴きが生じます。

パルサジェットなら一流体で微小流量スプレーが可能

→ミスト飛散を抑制する ことができます。

⑤低速コンベア上のワークに満遍なく少量のスプレーをしたい

低速コンベアで少量を満遍なく塗布

コンベアスピードが低速の場合、エアー駆動ガンでは1ショットのスプレー量が多くなり、広範囲の塗布では過剰となってしまいます。

パルサジェットなら、Duty Cycle制御により低速ラインでも小流量スプレーが可能

→ワンショットをさらに高速で間欠スプレーさせることができるため、ごく微量を数ショットに分けてスプレーすることが可能です

PWM(パルス幅変調方式)制御とは・・・

電気信号によってノズルを高速で間欠させるとともに、1サイクル(ON / OFF)におけるスプレー時間と停止時間の割合を調節することで噴霧量をコントロールする制御方法です。サイクルスピード(サイクル回数/分)とDuty Cycle(サイクル内の ON / OFF 比率)により、スプレー制御が設定できます。

パルス幅変調方式制御とは

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